■ニューヨークの気候、季節とイベント

春：４月初旬～５月末
４月に入るとだいぶ暖かくなってきます。桜は例年４月中旬くらいから咲き始めます。ただ４月の中旬くらいまではまだまだ油断できず、例年寒さが中旬頃にぶりかえし雪がちらつくこともあります。４月の終わり、日本のゴールデンウィークにはだいぶ天候も安定し春らしい日がつづきます。５月の中旬からは夏を思わせるほど暑い日もありますのでこの時期に訪れる方は半袖持参もよいかもしれません。

夏：５月末～９月中旬
ニューヨーカーにとっては５月末のメモリアルデーから９月初旬のレイバーデーまでが夏になります。この間は友達同士でピックニック、バーべキュー、海水浴にと野外の活動が多くなります。日が沈むのが午後８時以降になりついつい遊びたくなります。日本と違って梅雨はありませんが5月下旬から6月にかけては雨が多いです。７月に入ると気温もぐっとあがり、摂氏３０度を超える日が８月は多くなります。日本ほどではありませんが蒸します。また７月以降９月まで早朝、夕方に強い雷雨をともなったサンダーストームが毎日のようにふります。風、雨ともに非常に強いので傘は役に立ちません。サンダーストームは１時間弱でやむので無理にうごかずお茶でもしながら雨宿りをすることをオススメします。

冷房に注意！
建物内、バスの中は内部の温度が日本よりかなり低く設定されています。上から羽織れるジャケット、シャツ、薄手のセーターは必需品です。逆に地下鉄駅構内は空調設備がないため、蒸し風呂状態になっていることもしばしばです。車両はクーラーがついてますが、地下鉄を待っている間の対策として水の持参がおすすめです。

秋：９月中旬～11月
９月中は昼間は夏のように暑い日もありますが日が落ちると冷え込みを感じます。９月から10月は台風がくることもあります。紅葉は10月中旬から始まります。マンハッタン内ではセントラルパーク、郊外ではウッドベリーコモンに行く道すがら紅葉が楽しめます。11月に入ると摂氏10度前後までになる日も多くなるのでコートは忘れずに。

冬：12月～３月
12月後半から３月までは降雪もあり氷点下になることも多く、寒さは厳しいです。厚手のコート、手袋、マフラー、帽子は必需品です。積雪のことも考えるとスノーブーツをおすすめします。室内は暖房がかなりきいています。脱ぎ着しやすい服装がいいでしょう。また乾燥もかなりするので保湿クリーム、静電気防止グッズがあったら便利です。雪が降らなければ寒いながらも空気が澄んで眺望がよい季節です。

気温の表示

アメリカでは気温は華氏（Fahrenheit, F°）で表示されます。そのためニューヨーク到着後、天気予報を見ても暑いのか寒いのか判断しにくいと思います。気温のことで覚えておきたいこと２点まとめてみました。

（１）換算方法
華氏から摂氏への換算方法は　
（華氏気温－32） ｘ ５／/９
そんな面倒な計算を毎回してられないので、通常は（華氏気温－30）÷２とおぼえています。
例）華氏48度の場合、
（48－30）÷　２＝摂氏９度　
これでおおよその気温はつかめます。

（２）冬にきっと役立つ
冬に訪れる場合は、華氏32度より気温が低い場合は摂氏氷点下以下と覚えておきましょう。

１月
新年
ニューヨークシティバレエシーズン開幕
冬のレストランウィーク

２月
チャイナタウンの旧正月のイベント（旧正月の日程により1月になることもあります）
バレンタインデー

３月
セントパトリックデーパレード

４月　
メジャーリーグ開幕
イースター（3月になることもあります）
トライベッカ映画祭

５月　
ニューヨークボタニカルガーデンでの桜祭り（4月になることもあります）
アメリカンバレエシーズン開幕
＊５月から１０月まではパレードやストリートフェアが毎週末のようにニューヨークのいたるところで見られます。また、各公園では無料イベントが数多く企画されます。

６月
ゲイプライドパレード
セントラルパークサマーステージ開幕（～９月末まで）
ミュージアムマイルフェスティバル
シェークスピアインパーク始まる（～７月末まで）

７月
独立記念日花火大会
夏のレストランウィーク

８月
セントラルパーク野外無料コンサート
リンカーンセンター野外無料コンサート
USオープンテニス

９月
メトロポリタンオペラ開幕

10月
コロンバスデーパレード
ハロウィンパレード

11月
ニューヨークマラソン
サンクスギビングパレード
ロックフェラーセンタークリスマスツリー点灯式（12月になることもあります）
＊サンクスギビング明けから１月初旬までクリスマスのイルミネーションで盛り上がります。１２月に入ると各地でクリスマス市が開かれます。

12月
クリスマス
大晦日のカウントダウン